菜食でみんなをつなげるプロジェクト


大豆に関する噂の真相 7 大豆は心臓疾患を予防するか? 【FRNブログ記事翻訳】

大豆に関する噂の真相 7  大豆は心臓疾患を予防するか? 【FRNブログ記事翻訳】

大豆食品と骨の健康

何ら裏付け証拠を提供することなく、FallonとEnigは「大豆はカルシウムを阻害し、ビタミンD不足を引き起こす・・・西洋人における骨粗しょう症の割合がこれほどまでに高いのは、彼らが、カルシウムの吸収に必要とされるビタミンDの一般的な補給源であったバターの代わりに大豆を摂取しているためである」と発言しています。

ビタミンDは実際に、カルシウムの吸収に必要であり、様々な形において人の健康に欠かすことができません。とはいえ、人にとっての主要なビタミンD源は常に、バターではなく日光浴でした。実際に、直射日光に肌を曝していない人々は、サプリメントなしでは、食事から十分なビタミンDを補給することが困難です。1999年のAmerican Journal of Clinical Nutrition の報告によると、日光不足の人々における血中のビタミンD量は4000食の食品ビタミンDが摂取されるまで上昇しませんでした。この量を無添加バターで摂取しようとすると、一日4パウンド(約1.8キロ)のバターを摂取する必要があります。

ではなぜ、西洋人らにおける骨粗しょう症の割合はそれほどまでに高いのでしょうか。それは運動量の減少に加え、加工食品、塩分の高い食品、そして動物性のタンパク質が高い食品を摂取するようになったためです。

動物性タンパク質が人体に与えるカルシウム減少効果は、科学の世界においては議論するまでもないことです。33の国における食事と股関節骨折に関する最近の調査を実施した研究者らによると、「実に顕著な相関」が人々の食事における植物性食品の割合と骨の強さとの間に確認されたと言います。植物性食品(特に果物と野菜)を食べれば食べるほど、骨は強くなり、骨折し難くなります。逆に動物性食品を食べるほど、骨はもろくなり骨折しやすくなります。

同様に、2011年1月に、American Journal of Clinical Nutritionに発表された研究では、高齢の女性の食生活における動物性と植物性タンパク質の割合と、彼女たちの骨量の減少速度との間に劇的な相関が報告されました。National Institutes of Healthが出資した、この7年間におよぶ調査では、1000人以上の65歳から80歳の女性を、植物性タンパク質に対して動物性タンパク質の摂取割合が①高い、②中くらい、あるいは③低いの3つのカテゴリに分類しています。高いに分類された女性では、低いに分類された女性にくらべ、骨量の減少速度が3倍、そして股関節骨折の割合は4倍近くとなりました。

これは植物性タンパク質に対する動物性タンパク質の割合ではなく、他の要因による可能性はあるのでしょうか?

この研究の指導的立案者で、 サンフランシスコにある医療センターであるカリフォルニア大学骨密度クリニック所長のDeborah Sellmeyer医学博士によると、年齢、体重、エストロゲンの服用、喫煙の有無、運動量、カルシウム摂取量、そして総タンパク質摂取量について調整した後でも、同じ結果が得られたということです。「我々は動物性タンパク質の摂取量の高さと、骨量の減少と股関節骨折の関係性に影響を与える可能性のある全てについて調整しました」Sellmeyer医学博士は言います、「ですがその関係性に変化はないことが確認されたのです」

 

原文はこちらfoodrevolution.org/blog/the-truth-about-soy/