菜食でみんなをつなげるプロジェクト


アレルゲンチェッカーアプリ、kumitasuのご紹介 : 株式会社Willmoreさん

アレルゲンチェッカーアプリ、kumitasuのご紹介 : 株式会社Willmoreさん

先日、食物アレルギーに特化したヘルスケアサービスの企画開発・運営を行う株式会社Willmoreの代表の石川さんにお会いしました。

石川さんによると、何らかのアレルギーを抱える人の多くが行き着く食生活は、ベジタリアン・ヴィーガンと接点が多いとのことで、菜食を選択する人たちとも情報を共有していきたいとのことでした。

食物アレルゲンと一言で言っても、動物性の食材に限らず、大豆や小麦などの植物性のものもあり、実に多様です。

でも、調べてみるとその約59.6%が卵および牛乳なのだとか(厚生労働科学研究班 食物アレルギー診療の手引き2011) 。

なるほど。

たしかにそうなると、ベジタリアン・ヴィーガンとの接点は多いですね。

 

実際私たちも、アレルギー対応商品のお世話になることは実に多いです。

とくに、基本的に卵・牛乳・小麦など主なアレルゲンを主原料とするお菓子やケーキ。

わたしたち、TABLE FOR ALLのサイトにも

多くのアレルギー対応のスウィーツをご紹介しています。

 

ベジタリアンやヴィーガンの方にはもはや習性となっていると思います。

店頭で気になる商品を見つけた時

さっと裏返しての原材料チェック!

チキンエキス、ゼラチン、脱脂粉乳、バター・・・・などなど。

 

食品アレルギーの方も同様の作業をされています。

でも、表示がわかりづらかったり、明記されていない場合があったりと、その都度チェックするのは大変な作業です。

しかも、アレルギーは命に係わる場合もあります。

 

そこで頼りになるのがこれ。

同社が開発したスマホ用アプリ「アレルギーチェッカー」と、サイト「Kumitasu(クミタス)」は、こうした作業を支援する、非常に有用なツールです。

スマホ用アプリ「アレルギーチェッカー」は、商品のバーコードを読み込むだけで、アレルゲンを示してくれる優れものです。

アプリの情報はこちらから

https://allergychecker.net/

 

Kumitasuでは、パソコンから気になる商品を検索して、原材料のチェックをすることができます。

石川さんが、実際に使い方を実演してくださいました。

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例えば、乳を含まないチョコレートを探したい!とします。

店頭で見かけるチョコレートのほとんどは、乳が含まれていますから、自力で探すとなると大変な労力です。

そこでkumitasuを使ってみます。

 

(1) kumitasu (https://www.kumitasu.com/)に移動します

 

(2)「〇〇を含まない/含む食品を選ぶ」で乳をクリック

 

(3)「カテゴリーを追加」でチョコレート・チョコ菓子をクリック

 

(4)「検索する」をクリック。なんと17件ヒットしました。

気になる商品を選択したら、「購入する」をクリックしてみましょう。

商品が購入できる店舗・オンラインショップのリストが表示されます。

 
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これらのアプリやオンラインツールはどちらも無料で利用することができます。

是非皆さんもご利用になってみてはいかがでしょうか。

また、お友達にもぜひ広めてください。

 

もし登録されていない商品があれば、同社に登録を求めることもできます。

ちなみに同社ではアレルゲンに関する情報を、一つずつ地道に調べ、手作業で入力しているそうです。

日本では毎日のように新製品が発売されていますから、これは気の遠くなるような労力ですね。

アレルゲンの含有の有無については、商品のラベルをチェックする他、製造元に直接問い合わせて確認しているそうです。
当然、協力的な会社もあれば、そうでもない会社もあるとのこと、聞いているだけで大変な作業だろうなぁと感じました。
 
それでも、多様なニーズに対してあまり親切とはいえない市場で
アレルギーで不自由な思いをしている子どもたち、大人たちに役立てて欲しいという思いで取り組んでいるそうです。
 

 

株式会社WillMore

HP:  https://www.willmore.jp/index.html